犬では比較的多く「てんかん」の子を見ます。全身をカタカタと震わせ痙攣を起こします。
痙攣の程度は様々で、泡をふいて全身をエビ反り状に伸展させる酷いものや、軽くプルプル震えて少しふらつくだけのものまであります。時間も様々で、数秒で終わるものもあれば、治療しなければ永遠と続く場合もあります。
原因は様々ですが脳細胞レベルの異常が元になっている事が多いです。若い子では先天性の奇形が、高齢では脳腫瘍が疑われ、中年齢では脳細胞レベルの異常がまず疑われます。原因を調べるのはやや困難な事が多く、最終的には大掛かりな画像診断(CT/MRI)が必要になる事もあります。
治療は主に内服薬で行います、脳の興奮を抑える様な薬を毎日飲んでコントロールします。薬は人間がお酒に強い人弱い人がいるのと同じ様に効きやすい子と効きにくい子がいます、副作用もあるので適正な量を考えながら調整します。
院長の飼育している子(チワワ)もてんかんが有り毎日薬を飲んでいます。(昔飼育していた子(雑種犬)もてんかんが有り毎日薬を飲んでいました。)
初めてのてんかんはある日突然でした、最初5分10分と様子を見ましたが全く治まらず注射で痙攣を抑えました。その後1-2日死んだように眠り、2週間くらいかけて普通に歩ける様に戻りました。今も毎日薬を欠かさず飲んでいます、それでも時々数秒の痙攣を起こします。あまり薬を多量に飲むと副作用が出るので効果と副作用を天秤にかけながら薬の量を調整して投薬を続けています。
※痙攣を起こしている間は噛みつかれる恐れがあります、口元に手をもっていかない様にしてください。
※CT/MRIをご希望の場合は二次診療施設をご紹介させていただきます。
